Japan Longevity Consortium、XPRIZE Healthspan におけるファイナリストに選出!

2026年8月29日

決勝に進出し、日本発の健康長寿プログラムの実証へ

Japan Longevity Consortium(JLC)(代表:堀江重郎 順天堂大学大学院特任教授)は、世界的な科学技術コンペティションである「XPRIZE Healthspan」において、世界20チームに選出され、決勝に進出したことをお知らせいたします。本コンペティションは、XPRIZE財団が主催し、総額1億100万ドル(約156億円)の賞金をかけて、人の健康寿命を大幅に延ばすための革新的な解決策を求めるものです。

JLCは、順天堂大学、東京大学、国立精神・神経医療研究センター、国立感染症研究所の研究者に加え、臨床医、エンジニア、作業療法士、シェフ、俳優、ダンスやヨガのトレーナーなどが参画する学際的なチームです。ヤマハ音楽振興会とも提携しております。伝統的な日本の生活実践を最先端の医科学によって解析し、誰もが実践できるプログラムとして世界の健康寿命の延伸に貢献することを目指しています。

58か国から600を超えるチームの応募があった中、2025年5月の世界40チーム選出を経て、今回決勝に進出する20チームに選ばれました (https://www.xprize.org/news/20-healthspan-finalist-teams-advance-in-the-race-to-extend-healthy-aging)。「世界600を超えるチームの中から決勝に進む20チームに選ばれたことを光栄に思います。日本の生活文化に根ざした知恵を科学の言葉に翻訳し、世界の人々が実践できる形にすることが私たちの使命です」とJLC代表・順天堂大学特任教授の堀江重郎氏は述べています。


JLCプロジェクトの主な特徴

JLCが決勝で提供するプログラムを、私たちは「Scientific Zen(サイエンティフィック・ゼン)」と呼んでいます。その出発点にあるのは、禅僧の死亡率に関する疫学研究です。日本人男性の禅僧4,352名を24年間追跡した調査では、一般の日本人男性集団と比べて全死因の標準化死亡比が0.82、すなわち死亡率が約18%低いことが報告されています(Ogata M, Ikeda M, Kuratsune M. J Epidemiol Community Health. 1984;38:161-166)。これは観察研究であり因果関係を証明するものではありませんが、坐禅・食事・作務・読経といった禅の生活様式のどこに健康長寿の要因があるのかを、現代の計測技術によって解き明かす――それが本プログラムの着想の原点です。

JLCは、深い没入状態である「Flow(フロー)」を、気分ではなく誘導・定量・調整が可能な生理学的状態としてとらえる点に特徴があります。脳波(EEG)による独自のフロー指標と心拍変動の連続測定を組み合わせ、介入の強度をリアルタイムに調整します(特許第7892319号)。Scientific Zenは、このフロー誘導を軸とした次の5つのモジュールで構成され、決勝では12か月間にわたり提供されます。

  • 運動(レジスタンス・有酸素)

  • 食事指導(和食ベースの食事+緩やかな断食)

  • 合唱(神経同期の誘導)

  • 認知ワーク(適応的な注意負荷)

  • AIによる在宅伴走支援

決勝フェーズについて

決勝では、120名を対象にScientific Zenの効果を検証するランダム化比較試験を開始し、筋肉機能・認知機能・免疫機能の3領域で10年以上の若返りを目標とします。データは全ファイナリスト共通の評価基盤(ユタ大学データセンターおよびUCSD中央検査ラボ)に提出され、2030年の最終審査で世界の各チームと同一基準で比較されます。

日本の科学的プレゼンスを世界へ

今回の選出は、JLCによる“科学・伝統・個別化医療”の融合的アプローチが国際的にも高く評価されていることを示しています。これからも、世界の健康長寿に向けた革新を推進していきます。

パートナーシップのご案内

JLCは、XPRIZE Healthspanの決勝における臨床試験の実施および今後の社会実装に向けて、企業、自治体、個人支援者を含む多様なパートナーとの連携を広く募っています。日本発の長寿ソリューションを世界へ展開するため、分野や業種を超えた共創を推進してまいります。


本件に関するお問い合わせ先
Japan Longevity Consortium 事務局
E-mail:info@mail.longevityconsortium.jp 
ウェブサイト:https://www.longevityconsortium.jp/

Japan Longevity Consortium および selg、XPRIZE Healthspan における世界上位40チームに選出!日本発の健康長寿プログラムを世界に提案

2025年5月12日

Japan Longevity Consortium(JLC)(代表:堀江重郎 順天堂大学大学院教授)および株式会社selg(代表取締役社長 新井拓郎)は、世界的な科学技術コンペティションである「XPRIZE Healthspan」において、世界40チームに選出され、準決勝に進出したことをお知らせいたします。本コンペティションは、XPRIZE財団およびHevolution財団が主催し、総額1億100万ドル(約150億円)の賞金をかけて、人の健康寿命を大幅に延ばすための革新的な解決策を求めるものです。(https://www.xprize.org/prizes/healthspan

JLCは、順天堂大学、東京大学、大阪大学の学際的な研究者が集まり、伝統的な日本の生活習慣や食文化、社会的なつながりに基づく健康長寿の要因を最先端の医科学を駆使して解析し、誰もが実践できるプログラムを開発することを目指しています。また、株式会社selgはこのプログラムの運営を担当しています。 

40を超える国々から190チームの応募のあった中で、日本から選出された数少ないチームのひとつとして、JLCおよびselgの取り組みが国際的に高く評価されました。「日本発の知恵と技術が、世界の健康長寿に貢献できることを誇りに思います」とJLC代表・順天堂大学教授の堀江重郎氏は述べています

JLCプロジェクトの主な特徴

  • 生物学的年齢指標(Biomarkers of Aging)を用いた加齢評価

  • 和食に基づいた時間健康食の設計

  • 自律神経を整える生活様式

  • 腸内環境の再構築と栄養管理

  • 社会的な絆のもたらす健康効果


日本の科学的プレゼンスを世界へ

今回の選出は、JLCによる‟科学・伝統・個別化医療”の融合的アプローチが国際的にも注目を集めていることを示しています。これからも、世界の健康長寿に向けた革新を推進していきます。

パートナーシップのご案内

JLCおよびSelgは、XPRIZE Healthspanの最終選考および今後の社会実装に向けて、企業、自治体、個人支援者を含む多様なパートナーとの連携を広く募っています。日本発の長寿ソリューションを世界へ展開するため、分野や業種を超えた共創を推進してまいります。

【本件に関するお問い合わせ】
Japan Longevity Consortium
Email: info@mail.longevityconsortium.jp
Website: https://www.longevityconsortium.jp/